食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳の酸味

薬膳の五味

酸味は、肝臓、胆のうの働きを助け、疲労の原因となる血液の酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する働きがあります。
また、たとえば、シメサバのように身を引き締め、腐敗を予防する作用もあります。
ところが、現代の日本人の食事は、酸味に属する梅干や酢の物が敬遠されがちです。
酸味とみなされていた果物も、近年、甘味が強くなってしまい、、その効果が弱くなっています。
肝炎、肝硬変、貧血、ガン、眼科疾患、アレルギー疾患などの病気が増加しているのは、現代の酸味不足の状態が誘引していると考えられます。
一方、酸味を摂り過ぎると脾臓や胃の働きを抑制するので、甘味を摂るようにしましょう。

バター、酢、桃、あんずなど

梅、ぶどう、いちご、りんご、レモン、ヨーグルト、あわびなど

トマト、なし、びわ、キウイ、みかん、ゆずなど