食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・涼・寒性〜ほうれん草

薬膳の甘味

栄養補給、胃腸病・痛風・内分泌の病気の予防・改善

西アジア原産のアカザ科の1〜2年草。
1年中市場に出ている野菜ですが、春から夏にかけては、色がややうすく、冬のものは濃い緑色をしています。いたみやすく、貯蔵や輸送に弱い野菜です。
ホウレンソウは、野菜の中でも最も栄養価が高いといわれている食品です。成分として、ベータカロチン、B群、C,E,葉酸、Kなどのビタミン、鉄、マンガン、リン、マグネシウム、ヨード、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。
また、リジン、トリプトファン、シスチンなどの動物性たんぱく質に似たアミノ酸を含むので、タンパク源としても役立ちます。
ホウレンソウの効能としては、胃腸を浄化、清掃し、再建、再生する強力な薬理作用を持っています。また、ホレンソウは、脳下垂体ホルモンの分泌を正常化して、内分泌全体のバランスを正常に保つ働きがあり、体内の尿酸を排泄させる作用もあり、痛風にも効果があるとされています。
さらに豊富に含まれるクロロフィルは、血液中の有毒物を浄化し、特にダイオキシンの排泄を促進させることが知られています。

<便秘>
りんご1個、ホウレンソウ200gのフレッシュジュースを朝・夕飲用する。
<のぼせ=頭痛・高血圧・めまい>
ホウレンソウをゆがいて、ゴマ油で炒めて毎日食べる