食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・温熱性〜ピーマン

薬膳の辛味

発毛促進、夏バテ予防、血管強化、がん予防

南アメリカ原産のナス科
ピーマンの旬は夏で、ベータカロチン、ビタミンC、ビタミンB1・B2も多く含まれ、夏バテ予防に格好の野菜です。
通常ビタミンCは熱に弱いのですが、ピーマンのビタミンCは熱に強いという特徴があり、毛細血管を強化し、出血を防ぐビタミンPも含まれているので、脳出血をはじめ種々の出血性疾患、潰瘍・傷の予防・治療に有効です。
ピーマンの濃い緑色を出している葉緑素(クロロフィル)は、血液中のコレステロール低下作用や抗ガン効果があることも知られています。
また、比較的多く含まれている食物繊維は、便通をよくし、腸内の老廃物の解毒、排泄を促します。また、ピーマンにはミネラルであるケイ素が多く含まれているので、爪や毛の発育に効果があります。

<毛・爪の発育不良>
にんじん1本、りんご1個、ピーマン100gをフレッシュジュースにして毎日飲む。