食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・温熱性〜唐辛子

薬膳の辛味

神経痛、リウマチ、殺菌効果、食欲増進

メキシコ原産、ナス科。
香辛料の鷹の爪をはじめ、野菜のシシトウガラシやピーマンなど多くの種類が含まれます。
トウガラシには、辛味種と甘味種があり、辛味種には、八房、鷹の爪、伏見辛、タバスコ、カイエン、チリなどがあり、甘味種には、ピーマン、パプリカ、伏見甘長、シシトウガラシ、万福寺唐辛子などがあります。
辛味の成分はカプサイシンで特に果皮に多く含まれ、食欲増進、血液の循環促進、中枢神経を刺激して副腎ホルモンの分泌を促進させ、エネルギーの代謝を盛んにします。
また、唐辛子の保温効果は、古くから活用されています。

<リウマチ・神経痛・五十肩・筋肉痛>
果実を刻んで布袋に入れ、湯舟に入れて入浴すると、体が温まり、種々の痛みに効く。
<湿布>
唐辛子3個を刻んで1.8リットルのホワイトリカーにつけて約1ヶ月間漬け込み、布でこす。痛みの部分に塗ると即効性がある。