食べ物健康法

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薬膳の五味

甘味は、料理の味をマイルドにして、脾臓や胃の働きを補い、激しい痛みを和らげる働きがあります。
穀類や豆類、肉や魚など食品の約70%は甘味に属し、野菜にも甘味のものが多くあります。
そのため、ふつうに食べていれば、十分に甘味を補給できます。
ところが、清涼飲料水や糖分の多い加工食品や頻繁に食べたり、飲んだりしていると、甘味を多く摂りすぎてしまいます。
そうなると、腎臓、膀胱の働きを抑えて尿の出が悪くなるなど、さまざまな生活習慣病を誘発しかねません。
これを防ぐために、甘いものを食べ過ぎないことはもちろん、普段から鹹味の食べ物を補給することが大切です。

鶏肉、鶏レバー、かぶ、くるみ、いわし、うなぎ、えび、玄米、かぼちゃなど

牛肉、豚肉、鶏肉、牛乳、白米、大豆、あずき、そら豆、じゃがいも、山芋、キャベツなど

ごま油、小麦、豆腐、きゅうり、しめじ、セロリ、大根、トマト、なす、白菜、ほうれん草など