食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・平性〜いちご

薬膳の酸味

貧血、頭痛の改善、美肌、抗動脈硬化、風邪の予防・改善

アメリカ原産のバラ科。
いちごは、豊富な糖分とクエン酸、りんご酸などの有機酸が含まれているので、食前に食べると胃液の分泌を増し、食欲を増進させます。
また、果実の中では最も多くビタミンCを含み、鉄も多く含まれているので、貧血を改善する効果があり、美肌にしてくれます。
食物繊維のひとつ、ペクチンの含有量も多く、ペクチンは血液中のコレステロールを下げ、善玉コレステロールを増加させて動脈硬化、高血圧の予防・改善に役立ちます。
また、メツルサリチル酸が含まれており、頭痛や神経痛の痛みを和らげげる作用もあります。
その他、解熱、利尿、去痰効果もあり、風邪や気管支炎にも有効です。
また肝細胞の働きを活発化させる効能もあります。

<滋養強壮>
広口ビンのいちご1kg、氷砂糖1kg、ホワイトリカー1.8リットルを入れて、3週間漬け込むとイチゴ酒ができる。これを毎晩寝る前に、杯に1〜2杯飲む。
<生理不順・子宮筋腫等の婦人病>
いちごの葉10gをコップ1杯の水で半量になるまで煎じて飲む。
<はみがき>
歯ブラシにイチゴを乗せて磨く。(歯の汚れ、黄ばみ、歯槽膿漏の予防)