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健康になる食事法
「腹八分目に病なし、腹十二分に医者たらず」という日本のことわざや、エジプトのピラミッドの碑文にある「人は食べる量の4分の1で生きている、残りの4分の3は、医者が食っている。」という言葉からしても、人間、いくら薬効がる食べ物を食べていても、食べ過ぎると病気になります。
現代文明人を悩ませている、高脂血症(脂肪、糖)、高血糖(糖)、高尿酸血症(肉類)、高血圧(塩分)、脂肪肝(脂肪、糖)、肥満・・・などすべて「食べすぎ病」といわれています。ガンにしても「過食病」の一面があります。つまり、「食べすぎ」「肥満」は、健康・長寿の敵なのです。
- 朝食はしっかり食べないといけないという風説
もともと栄養過剰に悩んでいる現代人にとっては、まだ寝ぼけている胃腸に負担をかけないで脳をはじめ、体の各器官のエネルギー源(糖)を摂るためには、しっかり朝食を摂るのではなく、ほどほどの朝食で十分なのです。
空腹感、満腹感は、血液中の糖分(血糖)の上昇・下降が脳の空腹、満腹中枢を刺激して起こるのですから、少しの糖分と水分を補えば空腹感はなくなります。
夕食はなにを食べてもいいのですが、体調に合わせて、食物の効能を考えて選んで食べるのが健康であることの秘訣といえます。