食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・温熱性〜酢

薬膳の酸味

食欲増進、疲労回復、殺菌、肥満予防、抗コレステロール

酢は昔から重要な調味料として使われ、日本では米酢、欧米ではブドウやりんごから作られるワインビネガーやアップルビネガーが主なものです。
米酢など醸造酢に含まれる酢酸などの有機酸は、食欲増進作用を持ち、疲労回復物質の乳酸を分解し、疲労回復効果を発揮します。
寿司や刺身、生かきなどを食べる時に酢を使うのは、殺菌作用があるためです。また、20種類以上のアミノ酸が含まれ、うち7種類は抗肥満アミノ酸といわれ、肥満を防ぎ、コレステロールを低下させ、脂肪肝を防ぐ働きがあります。

<リウマチ、神経痛、冷え性、腰痛、高血圧、皮膚病、美肌>
幅90cm深さ180cmの厚手のビニール袋の中に米酢900mlを入れその3倍のお湯を入れ、これを湯舟に入れてその中に入って入浴する。
<フケ、かゆみ>
髪を洗ったあと、お湯に少量の酢をいれてすすぐ。
<打ち身、捻挫>
煮立てた酢で小麦粉を練り、冷めてから患部にあてて、湿布する。
<水虫>
酢を温めその中に足を15〜20分つける。(しみるようなら、お湯で薄めても良い)
<乗り物酔い>
水に少量の酢を入れて飲む。
<しゃっくり>
コップ1杯の水に大さじ1杯の酢を入れて飲む。