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みそ汁健康法

みそ汁健康法
国立がんセンター研究所の調査によると、毎日みそ汁を飲む人は、全然飲まない人より、50%も胃がんにかかる率が低かったそうです。
また、みそ汁は胃潰瘍、虚血性心臓病、肝硬変などの病気の予防にも有効です。
みその原料である大豆は各種の必須アミノ酸を40%近く含んでおり、ビタミン、ミネラルも多く含まれています。
大豆の栄養価が病気の予防に大きな効果をはたすほか、みそ汁の具に使う緑黄色野菜が、その効果を一層助長させるようです。
みそは発酵食品であり、その働きをしているのは酵母です。酵母の中には、アミノ酸、酵素、ビタミン、ミネラルが多く含まれています。さらに、長寿に関係があるとされている乳酸菌も多く含まれているため、消化・吸収を促進します。その消化・吸収率は95%以上といわれますから、食品中でも非常に栄養効率のよい食品といわねばなりません。

老化防止、動脈硬化、心臓病、肝障害の予防など
・大豆成分中に含まれるトリプシン・インヒビターという物質は抗がん性の物質であり、がんの予防に有効であるとして最近注目されている。
・みそに含まれる乳酸菌が老化防止に役立つ上、大腸の働きを活発にさせる。
・アミノ酸が、ニコチンの害を防いだり、肝臓の解毒作用を助けるので、みそ汁は、二日酔いの回復や、タバコを吸いすぎる人によい。
・みそ汁は消化吸収がよいため、便秘、下痢の予防にも有効。
・大豆たんぱくは、肉食で増えたコレステロール値を低くする働きをもっているため、動脈硬化や心臓病を予防したり、しわ、しみといった老化現象をも防ぐ。
・コリン、大豆サポニンという成分が、肝臓にたまった脂肪を溶かしたり、肝障害を予防する。
・レシチンという成分が、女性ホルモンを活発にするため、肌をしっとりとみずみずしくさせる。またこの物質は動脈硬化にも有効である。
・みそ汁はには骨や歯を強くするカルシウムが多量に含まれ、その消化・吸収をよくするたんぱく質も同時に含まれている。

数種の具を組み合わせて
みそは万能といってもよいほどの調味料なので、みそ汁はさまざまな野菜、魚介類との取り合わせが自由にできます。昔から「みそ汁の具は三種類以上使うとうまくなる」といわれているように、多種類の具を上手く組み合わせて、うまさと栄養価を高めるようにしたいものです。
・材料は旬の野菜、魚介類を使うと、より栄養価が高くなる。
・さつま汁=鶏肉、油揚げ、大根、にんじん、里芋、ごぼうなど、具のたくさん入った栄養価の高いみそ汁。
・うの花汁=おからと野菜を炒めて具にしたみそ汁。からだが温まるので寒い冬によい。
・たぬき汁=こんにゃくとさつま芋の団子を油で揚げて具にしたみそ汁。
・納豆汁=納豆を細かくきざんですり鉢ですって使うので、納豆嫌いの人にも食べられる。
・牛乳、肉類、野菜などを使った洋風みそ汁=牛乳で下痢を起こしがちな人にも、無理なく飲めて栄養価も高い。

古いものは要注意
・みそ汁の塩分はそれほど問題になるほどの量ではないが、胃潰瘍、心臓病などの持病をもっている人はひかえめに摂ること。
・塩分の関係では、具を一種類にするよりも、三種類以上にした方が減塩効果をあげる。
・使うみそは、なるべく天然醸造の製品がよいが、日付の古い物はかびが生えているおそれがあるので要注意。