食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・平性〜じゃがいも

薬膳の甘味

美容、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防

南アメリカ原産でナス科の多年生草本。
ジャガイモには加熱による損失が少ないビタミンCやビタミンB群、パントテン酸、カリウム、イオウ、リン、塩素などの栄養素がバランスよく含まれています。
ビタミンCには解毒作用や細胞組織の再生機能の促進作用があり、イオウ、リン、塩素は殺菌、浄化作用や皮膚、粘膜の浄化、再生に有効なため、じゃがいもは美容食としても抗潰瘍食としても有効な食材です。
また、抗ウィルス作用を持つ食物で、発ガンを抑える作用があります。
そのほか、パントテン酸には、消化促進、肉の中毒の解毒作用、カリウムには、血圧を下げる効果があります。
また、胃腸を強くし、気力、体力をつけ、利尿作用により、むくみを取ります。

<胃潰瘍>
じゃがいもを1cm厚さに切り、網で真っ黒になるまで焼き、1日に2〜3枚食べる。
<軽度のやけど>
じゃがいもの摩り下ろし、絞り汁を患部につける。
<痛風、坐骨神経痛>
にんじん1本、りんご1個、じゃがいも50g、セロリ50gのフレッシュジュースを毎日飲む。