食べ物健康法

健康になる食べ物事典 > 薬膳・温熱性〜日本酒

薬膳の辛味

がん予防、体を温める

すべてのアルコール飲料は、糖または炭水化物の糖化物を原料にして、酵母によってアルコール発酵させて醸造したものです。日本酒、ビール、ワインなどの醸造酒と呼ばれるものは、発酵させたものを絞っただけのお酒で、アルコール分は低く、エキス分が高くなっています。これに対して蒸留酒と呼ばれるものは、ウィスキー、ブランデー、ウオッカ、ジン、ラム、焼酎など、醸造酒を蒸留して造った酒で、アルコール分が高く、エキス分は低くなっています。
日本酒は、平性食品である米なので、体を温める食品で、「冷え性」のにはいい食品です。
また、日本酒には、日本酒に含まれるアミノ酸や糖類などにガン細胞を抑える働きがあるとされています。
ただし、日本酒なら2合以内の酒量が、体を温め、善玉のHDLコレステロールを増やしてくれる健康効果の高い飲み方といえます。